ApexSQL Recover は、DELETE、DROP、またはTRANCATEされたデータを復旧するSQL Server リカバリツールです。
DROP操作によって失われたオブジェクトとデータを回復し、削除された BLOB とオンライン BLOB の両方をファイルとして復元します。
ApexSQL Recover はデータ (MDF) ファイルとトランザクション ログ (LDF) ファイルの両方を読み取るため、LDF ファイルにトランザクションが存在しない場合でも、DROPされたテーブルを回復できます。
さらに、ApexSQL Recover は、テーブルのDROP操作によって失われた構造とデータの両方を回復します。
ApexSQL Recover を使用して失われたテーブルを復旧するには、次の手順に従います。
- ApexSQL Recoverを 開始する
- [ホーム]タブ で、[回復]グループの[DROPされたテーブル]ボタンをクリックします。
- テーブルを回復する必要があるライブ データベースに接続します。
- 「次へ」ボタン をクリックします
- テーブルのDROP後に作成されたトランザクション ログのバックアップがある場合、またはDROPの原因となったトランザクションそのものを含む切り離されたトランザクション ログがある場合は、[トランザクション ログの追加]オプションをクリックします。
- 次のステップでは、トランザクション ログのバックアップと切り離されたトランザクション ログを確認します。
- 「データが失われた時期を指定する」ステップ で、テーブルがDROPされた期間を選択します。これがいつ起こったのかわからない場合は、「日付と時刻が不明」オプションを選択したままにしておきます。
- ウィザードの「回復アクションの選択」ステップ で、 「スクリプトをファイルに保存」オプションを選択し、出力ファイルの場所を指定して、「次へ」ボタンをクリックします。
- ウィザードの最後のステップでは、特定のリカバリ プロセスに応じて、 [テーブル構造とデータをリカバリする]または[テーブル構造のみをリカバリする] を選択し、 [完了]ボタンをクリックしてリカバリを完了します。
- リカバリ スクリプトが生成されたら、それを確認し、リカバリする必要があるテーブルを見つけて実行します。
[注意] 無料トライアルでは、リカバリスクリプトは、レコード10行分のみ生成されます。機能が有効とご判断いただけましたら、製品版をご購入ください。
MDF ファイルと LDF ファイルの両方を読み取るため、ApexSQL Recover は回復に成功する可能性が高くなります。ただし、DROPされたテーブルに関する情報が MDF ファイルと LDF ファイルの両方で上書きされている場合、ApexSQL Recoverは役に立ちません。
データベースのバックアップが存在しない場合は、DROPされたテーブルを SQL データベースのデータおよびトランザクション ログ ファイルから回復できます。単純復旧モデルでデータベースから復旧する場合、テーブルのDROPトランザクションが上書きされている可能性があるため、失敗する可能性があります。その場合でも、MDF ファイルから復元することは可能です。