(作成中)
NetVault 13.1 と同時にリリースしたM365 Plugin 13.2.5とQoreStor7.1.2の組み合わせにより、M365の永久増分と、合成フルバックアップができるようになりました。
M365 Plugin 13.2.5のCDPバックアップ先をQoreStor7.1.2にすると、QoreStor内で増分バックアップを合成してフルバックアップを保持します。
フルバックアップジョブが不要となり、ネットワーク経由のデータ転送を減らして、スロットリング(調整、ブロック)を回避し、バックアップを高速化します。
前提条件
NetVaultバージョン13.1以降
NetVault M365 プラグイン バージョン13.2.5以降
QoreStor バージョン7.1.2以降
M365プラグインの基本設定
前のバージョンのM365プラグイン13.2の設定を参照してください
Microsoft 365 アイテムのバックアップ(Microsoft 365 プラグイン13.2)
https://www.quest.com/community/jp-ja/w/data-protection-wiki/2264/microsoft-365-microsoft-365-13-2
M365プラグインのCDPジョブの作成
NetVault 13.1で実装されたCDPワークフローのジョブを作成します。
(1) | 左メニューからNetVault 13.1で追加されたCreate Continuous Backup Jobをクリックして、新しいジョブを作成します。 セレクションの+をクリックして、セレクションを表示させます。 |
(2) |
セレクションで、NetVaultサーバを展開し、Plug-in for Microsoft 365のアイテムを選択します。 セット名に適切な名前をつけて保存をクリックします。 |
(3) |
プラグインオプションの+をクリックしてCDP Backup Optionsを表示し、必要に応じてオプションを設定します。 セット名に適切な名前をつけて保存をクリックします。 |
(4) |
スケジュールの+をクリックしてスケジュールを表示し、増分の間隔(例:24時間おき)とフル合成(例:7日おき)の間隔を設定します。 セット名に適切な名前をつけて保存をクリックします。 |
(5) |
ターゲットストレージの+をクリックしてバックアップターゲットを表示し、デバイスをQoreStorのRDSコンテナに設定します。 セット名に適切な名前をつけて保存をクリックします。 |
(6) |
詳細設定の+をクリックして詳細バックアップオプションを表示し、必要に応じて設定します。 セット名に適切な名前をつけて保存をクリックします。 |
(7) |
ジョブの各項目(セレクション、プラグインオプション、スケジュール、バックアップターゲット、詳細設定)の設定が終わったら、ジョブ名に適切な名前をつけて、 |
(8) | 最初にフルバックアップが行われ、以降はスケジュールで設定した間隔で増分バックアップを実行し、また、フルバックアップの合成が行われます。 |