KACEは年2回の新リリースのご提供を基本方針としています。多くの場合1回はメジャーリリースアップ、残りの1回はサービスパックとなります。
新リリースのご提供後、一定の期間が経過すると古いリリースのサポートが終了になりますので、基本的に新リリースはその都度適用いただくことを推奨しています。新しいリリースがご利用可能になりますと、インターネット接続しているKACEアプライアンスでは管理コンソールのトップ画面での通知が行われます。合わせて弊社サポートサイトでもご案内しています。
KACEアプライアンスでは、アップグレードの手間を削減し、管理者が最小限の工数で実施できる仕組みを提供しております。以下にその概要をご説明いたします。
SMAの場合
SMAの場合は、新リリース提供時にサーバ本体のアップグレードモジュールと、管理対象のPCにインストールしているエージェントの最新モジュールが提供されます。これらのモジュールは、管理コンソール上の操作でも取得可能ですし、弊社サポートサイトへログインしてダウロードすることも可能です。
サーバ側については、管理コンソールの「設定」→「アプライアンスの更新」からアップグレード作業を行います。
サーバ側の設定は1クリック程度の作業で終了します。アップグレード作業にかかる時間はアップグレード内容およびデータベースのサイズに依存しますが、多くの場合は数十分程度で終了します。
クライアント側(エージェント)については、管理コンソールの「設定」→「プロビジョニング」→「エージェントアップグレード」で、「有効」をチェックするとインベントリ登録を実施するクライアントのエージェントバージョンがサーバ上のものより古い場合は、自動的にKACE SMAサーバが新しいエージェントをクライアントにインストールします。
エージェントアップデートは対象は、全PC/ラベル(KACEが提供するグルーピングの仕組み)/特定のマシンから選択することができます。
詳細につきましては、以下の弊社サポートサイトより必要な記事をご参照ください。(ログオンが必要になります)
SMAのアップグレードについて
SDAの場合
SDAの場合、サーバ側のアップグレードを実施する必要があります。
管理コンソールの「設定」→「アプライアンスのメインテナンス」から更新を実施してください。
詳細につきましては、以下の弊社サポートサイトの記事をご参照ください。(ログオンが必要になります)
SDAのアップグレードについて