＞＞構成
NetVaultサーバに以下のプラグインが必要です。
| NetVaultサーバ | NetVaultクライアント |
| VaultOSブータブルDVD (LinuxベースのVaultOSのみ) |
- |
※WindowsPEベースのVaultOSは使用できません。
＞＞LinuxベースのVaultOSで起動する
NetVaultサーバを停止して、LinuxベースのVaultOSブータブルDVDで起動します。
＞＞テープライブラリ装置を設定する
NetVaultWEBコンソールを起動し、NetVaultサーバが使用していたローカル接続のテープライブラリを認識します。
| （１） |
NetVaultWEBコンソールを起動します。 デスクトップのNetVaultアイコンをクリックするとNetVaultWEBコンソールが表示されるので、デフォルトユーザdefaultでログインします。 |
| （２） |
NetVaultWEBコンソールの右上の[English]をクリックして[Japanese]に変更します。 WEBコンソールが日本語表示に変更されます。これで、通常のNetVaultWEBコンソールと同じように操作することができます。 |
| （３） | 左サイドメニューからデバイス管理を選択し、デバイス管理画面で右下のデバイス追加をクリックします |
| （４） |
NetVaultストレージデバイスウィザード-ストレージデバイスの追加画面で、テープライブラリ/メディアチェンジャを選択して次へ進みます。 |
| （５） | ローカル接続されたテープライブラリ装置を、設定ウイザードにしたがって、VaultOSから起動されているNetVaultサーバに追加します。 |
| （６） |
デバイス管理で、追加したテープライブラリ装置のスロットのメディアの確認を行います。 この例では、すべてブランクメディアのため、バックアップジョブに使用することができます。 |
バックアップ先はローカル接続のテープ装置をお勧めいたします。
ローカルのテープ装置が無い場合は、NFSシェア先にVTLを作成してバックアップするか、
iscsi接続のテープライブラリ装置を利用する方法が考えられます。
＞＞BMRバックアップジョブを作成して実行する
バックアップジョブを作成して実行します
| （１） | バックアップジョブ作成 |
| （２） |
セレクションで、NV_SERVERをドリルダウンし、 |
| （３） | プラグインオプションでバックアップモードを設定します。 |
| （４） | バックアップ先メディアの指定やスケジュール（即時）を設定して、ジョブを保存＆実行します |
| （５） | バックアップの進捗を確認します。 |
| （６） |
ターミナルのBMR Offline Client（drdaemon）側でも進捗を確認できます。 |
| （７） | バックアップが完了したら、ドライブにメディアがロードされていないこと、および、バックアップジョブが動作していないことを確認してから、VaultOSのLinuxをシャットダウンします。 以下はTerminalを起動して、NetVaultを停止してからサーバをシャットダウンする例です su - root |
| ＜注＞「Foreign:(外部：)」ラベルについて VaultOSによるNetVaultサーバ自身のバックアップの場合、VaultOSから起動される別のNetVaultにより、テープへ書き込まれます。 このバックアップおよびバックアップメディアの情報は、 NetVaultサーバ自身のNetVaultデータベースには保存されないため VaultOSを停止して、 通常通りNetVaultサーバを起動すると NetVaultサーバ側はバックアップした記録がないため テープライブラリにあるバックアップメディアには「Foreign:(外部：)」というラベルが付加されます。 この「Foreign:(外部：)」メディアの内容をNetvaultデータベースに反映させるにはスキャンを2回かけてください。 |
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【奥付】
作成： 2018/1 対象バージョン: vaultos_11.4.0.3_linux_7.3_64bit.iso |